『FINAL FANTASY Trading Card Game』世界選手権2017レポート

『FINAL FANTASY Trading Card Game』の公式記事連載。今回は、11月18、19日の2日間にわたって開催された世界選手権の模様を写真とともにお届けします。

◆前日にはレセプションが開催

世界選手権の前日、都内のホテルにて世界選手権の参加選手とその同行者を招いてのレセプションが開かれました。この日は日中、代表選手を連れてのバスツアーも行なわれており、浅草寺などの観光スポットをめぐってからの会となりました。
レセプションでは世界の各地域ごとに選手が紹介され、その地域の代表1名が世界選手権での抱負を語りました。

▲世界選手に参加する16名の選手たち。
▲日本勢は閣下さんが代表して「優勝を目指しつつも、まずは世界の強豪プレイヤーとのゲームを楽しみたい」と抱負を語りました。
▲会場では和食を中心としたメニューが提供されていました。海外勢も皆さんお箸の使い方がうまかったですね。

レセプションのなかでは、各地域だけでなく参加者全体の交流を深めるためのゲームが行なわれました。
最初のゲームは、入場時に配られた名札のなかに入っていたトランプの数字が同じメンバーを4人集めるというものでした。主催者としてはまずは「キミ何番?」といったふうに会話のきっかけになればと考えていたようですが、参加者はゲーム内容が発表された瞬間に大声で「4! 4の人来て!」「こっちは6!」と人を集め始めてしまい、あっという間にゲームが終了してしまいました。皆さん熟練のカードゲーマーだけあって、行動に無駄がないですね(笑)。

次のゲームでは、トランプのスート(柄)でチームを組み『FF-TCG』に由来するクイズに力を合わせて挑戦することになりました。出題されたクイズを1つ紹介してみましょう。

Q:「Opus I」から「Opus III」までに収録された【カテゴリ(VII)】のカードは全部で何種類?

制限時間は3分。皆さん、わかりますか?
私は答えを聞いてから思いつく限りのカードを書いてみましたが【3-146H】《ミネルヴァ》、【1-052R】《ハーデス》などを忘れてしまいました。

▲チーム内で属性を分担してカードをリストアップしていきます。コミュニケーションは英語ですが、キャラクター名はだいたい同じなので意思疎通はしっかりできたようでした。

こうして親交を深めたところでレセプションは閉会となりました。
ちなみに先ほどのクイズの正解は「59種類」でした。皆さん、わかりましたか?

◆いよいよ世界選手権がスタート!

日が開けた11月18日、いよいよ世界選手権の開幕です。この日は予選ラウンド5回戦が行なわれ、上位6名が翌日の決勝ラウンドに進出します。
6名と聞くと不思議に思われる方もいるかもしれませんが、決勝ラウンドでは予選の上位2名は準々決勝がシード扱いとなり、残った4名で準々決勝を行ないます。これで勝ち上がった2人と予選上位2名がベスト4となって準決勝、そして決勝を行なう形式となっていました。

▲配信に使われるテーブルには世界選手権限定のプレイマットが敷かれており、特別な雰囲気をただよわせていました。
▲日本代表のサワダさんは第1回戦でフィーチャー席に呼ばれていました。

第1回戦、日本代表選手は全員がそろって勝利し、初戦を飾りました。第2回戦では8人の勝者のうち4人が日本の選手でしたが、幸運にも日本勢どうしがマッチングされることはありませんでした。ここでも閣下さん、KUROSAWAさんが勝利し、好調を維持します。

▲いいスタートを切れた日本代表ですが、楽に勝てたかというとまったくそんなことはなく、試合を終えて口々に「海外勢は思っていたよりはるかに強い」と言っていました。

第3回戦でもKUROSAWAさんは勝利し、日本勢で唯一全勝をキープします。16人で5回戦を行なうため、3勝のプレイヤーにも予選突破の可能性がありますが、ここですでに3勝をあげたことで予選突破の権利を大きく引き寄せることとなりました。

▲大会中の1コマ。もちろん日本勢だけでなく、各国の代表選手も翌日の決勝ラウンド、そして優勝を目指して奮戦していました。
▲火単と風単のマッチアップ。【2-007L】《始皇帝ザンデ》のアタックに対して【1-064R】《エアリス》の「星の守護」という状況。パスするか、さらに対応して動くべきか、プレイヤーは選択を突きつけられます。

あっという間に第4回戦までが終了し、いよいよ予選突破をかけた正念場となる第5回戦が始まります。ここまで日本勢はKUROSAWAさんが4戦全勝、masterさんが3勝1敗、閣下さんが2勝2敗、サワダさんが1勝3敗という状況でした。

第5回戦ではKUROSAWAさん、masterさん、閣下さんがそれぞれ勝ちあがり(閣下さんはサワダさんとのマッチアップで、この日唯一の日本勢対決となりました)、KUROSAWAさんとmasterさんは予選突破が確定、閣下さんはほかのプレイヤーの結果しだいというかたちになりました。

▲閣下さんとアレックスさんのマッチアップ。最終盤に【1-199S】《パイン》、【1-080H】《バッツ》、【2-145L】《ウォーリアオブライト》を1ターンで展開したアレックスさんはポーズを取って閣下さんを威嚇(?)します。このようにどの対戦も非常に和やかな雰囲気で行なわれていたのが印象的でした。

第5回戦の結果の集計が終わり、予選を突破したプレイヤーの名前が順に呼び出されます。日本勢は予選で5戦全勝したKUROSAWAさんが1位、masterさんが3位、そして閣下さんが6位で予選を突破し、翌日の決勝ラウンドへと駒を進めました。

▲4名が参加した日本勢は3名が予選を突破し、アベレージの高さを見せつけました。

そして、日本代表は準々決勝で3位通過のmasterさんと6位通過の閣下さんがぶつかり、さらに準決勝ではその勝者とKUROSAWAさんがマッチアップされることが決まりました。
決勝戦が日本勢同士ということはなくなりましたが、同時に日本勢の決勝戦進出も決まっており、代表メンバーは喜びながらも複雑な表情を浮かべていました。

◆初代世界チャンピオンを決める決勝ラウンド

日曜日。前日は16脚用意されていたプレイヤーのための椅子も、この日は6脚に。初戦を突破した日本代表メンバーは「勝ち上がるのは俺だから!」と、ほかのメンバーにプレッシャーをかけていました。

そしてはじまった準々決勝。閣下さんは、異なる3つのデッキを使って最大3ゲームを行なうという試合形式での「どのデッキから使うか」という読み合いを有利に進め、そのまま勝利して準決勝に進みました。

続く準決勝では閣下さんと、準々決勝をシードで通過したKUROSAWAさんがマッチング。こちらは本当に僅差のゲームとなりましたが、1-1の激闘の末にKUROSAWAさんが勝利し、決勝戦へと駒を進めることとなりました。

また、一方の席では予選を2位で突破していたベルギー代表のTobi選手が勝ちあがり、決勝は予選ラウンドの上位2名によって争われることとなりました。

決勝戦、第1ゲームをKUROSAWA選手が先取し、世界チャンピオンの座に王手をかけます。第2ゲームも微差ながらゲームを有利に進めていきますが、ダメージ6点のところで【1-178R】《リヴァイアサン》がEXバースト、これによって手札のリソースを温存できたTobi選手が取り返します。

ここでできた流れが大きかったか、チャンピオンを決めるにふさわしい好ゲームとなった決勝戦の第3ゲームでもTobi選手が勝利し、見事『FF-TCG』初代世界チャンピオンの座に輝きました!

表彰式
表彰式では、まずスクウェア・エニックスの橋本真司さんが登壇し、今回の世界選手権を振り返り、初の世界選手権が大きく盛り上がったことが大変喜ばしいというコメントをしました。

続いて橋本さんがプレゼンターとなって、上位に入賞した選手が表彰されました。

▲4位は日本代表の閣下選手
▲3位はイギリス代表のAlex選手
▲準優勝は日本代表のKUROSAWA選手
▲そして優勝は、ベルギー代表のTobi選手です!

表彰後、最後に『FF-TCG』のプロデューサーである景山太郎さんが今回の世界選手権を総括し、来年はヨーロッパで世界選手権が開催されること、そして今後も世界を回って『FF-TCG』を盛り上げていきたいと言って、2日間にわたる世界選手権を締めくくりました。

▲激闘を終えた日本代表。惜しくも優勝は叶いませんでしたが、来年の日本勢の活躍に期待しましょう!
▲そして、記念すべき『FF-TCG』初代世界チャンピオンに輝いたTobi Henriet選手。あらためて、おめでとうございます!!

 

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