【FF-TCG】 Jの大会レポート 「MASTERS」高崎大会編

スクウェア・エニックスが展開する『FINAL FANTASY Trading Card Game』の公式記事連載。今回は、先日開催された「MASTERS」高崎大会に参加したライター、Jさんのレポートをお届けします。オリジナリティあふれる【一般兵】デッキは必見です!

◆はじめに

皆さん、こんにちは。『FF-TCG』プレイヤーのJ(じぇい)です。
前回の記事をお読みいただいた皆さん、ありがとうございました。今回、こうしてまた記事を書かせていただくこととなりました。
今回もひとつのコンセプトに沿ったデッキを作成し、群馬県高崎市で開催された「MASTERS」高崎大会に出場しましたので、そのレポートをお届けします。

今回使用したデッキは、以下のとおりです。

土水一般兵デッキ

カードNo. カード名 枚数
フォワード(25枚)
【1-092C】 《暗黒騎士》 1
【1-096C】 《陰陽士》 1
【1-101R】 《ギップル》 2
【1-119C】 《モンク》 3
【2-075H】 《イングズ》 2
【2-081L】 《ガブラス》 2
【2-094H】 《リディア》 3
【3-084C】 《WRO隊員》 3
【3-091C】 《バーサーカー》 2
【1-155R】 《ウォーリアオブライト》 3
【3-139C】 《ナイト》 2
【3-146H】 《ミネルヴァ》 1
バックアップ(18枚)
【1-085R】 《エナ・クロ》 3
【1-104H】 《ケフカ》 1
【1-105C】 《幻術師》 1
【1-107L】 《シャントット》 1
【1-111C】 《タマ》 1
【1-120C】 《モンク》 3
【3-085C】 《WRO隊員》 3
【3-096R】 《リディア》 1
【1-171H】 《ミンウ》 3
【1-183H】 《コスモス》 1
召喚獣(7枚)
【1-106C】 《ゴーレム》 2
【2-087R】 《統制者ハシュマリム》 1
【1-170C】 《フェアリー》 2
【1-178R】 《リヴァイアサン》 2

◆このデッキはどんなデッキ?

土属性の優秀な一般兵のフォワードたちを【1-155R】《ウォーリアオブライト》と【1-095R】《エナ・クロ》で強化することがこのデッキのコンセプトとなっています。土属性のカードを多めにしつつ、ダメージの積み重ねによる除去には【1-171H】《ミンウ》で、ダルには【1-170C】《フェアリー》で、それぞれ対抗しようと考えました。

 

・フォワードの選択
【ジョブ(一般兵)】を持つフォワードを12枚投入しています。アビリティを持たない【1-119C】《モンク》が3枚入っていますが、【1-085R】《エナ・クロ》と【1-155R】《ウォーリアオブライト》のサポートがあれば、2コストでパワー9000 + 先制攻撃という破格のスペックを得ます。

【3-091C】《バーサーカー》以外は2コストなのでフィールドに出しやすく、【2-075H】《イングズ》からも展開できます。
これらコストの軽いフォワードたちを、先述の強化手段やブレイブを与える【2-081L】《ガブラス》、【3-146H】《ミネルヴァ》といった高コストのフォワードでサポートし、強固な戦線で押していきます。

・バックアップの選択
土属性のフォワードのパワーを高める【1-085R】《エナ・クロ》、ダメージを防ぐ【1-171H】《ミンウ》などデッキの根幹を支えるカードは3枚投入し、他のカードは重複して出せないということがないよう1枚にしています。

・召喚獣の選択
土属性の【1-106C】《ゴーレム》、水属性の【1-170C】《フェアリー》、【1-178R】《リヴァイアサン》は1弾からある基本カードですが、今回はさらに【2-087R】《統制者ハシュマリム》を加えています。全体のパワーを+1000しつつ、好きな属性1つかジョブ1つを選ぶことで、さらなるシナジーが見込めます。

◆デッキを組んだ時点での手ごたえ
フォワードが横に並んだときのパワーラインの高さはとても魅力的なので、序盤のリードは相手に譲りつつも、後半から盛り返して一気に逆転する、というゲームプランを考えました。
もともと【ジョブ(一般兵)】のフォワードが好きなこともあり「アビリティを持っていないフォワードでも、サポートさえあれば十分に戦えるということを証明したい!」、その一心でデッキを組んだといっても過言ではありません。

このデッキで「MASTERS」高崎会場へいざ出発です。
ここからは当日の対戦の様子をお伝えしていきます。

第1回戦:対「火土」デッキ 勝ち

相手は1ターン目から【2-145L】《ウォーリアオブライト》、続けて【2-075H】《イングズ》から【1-120C】《モンク》を展開。

こちらはバックアップを優先し、遅れて【1-119C】《モンク》と【1-155R】《ウォーリアオブライト》をフィールドに出しましたが、相手の2枚のジョブが“光の戦士”であることを忘れていて、【2-075H】《イングズ》のアタックを【1-119C】《モンク》でブロックしてしまい、一方的に倒されてしまいました。

▲【ジョブ(光の戦士)】のフォワードを強化する能力を忘れてはいけません……。

【1-155R】《ウォーリアオブライト》1枚では対抗できないため、序盤はダメージを受け続けますが、中盤に【2-075H】《イングズ》から【3-084C】《WRO隊員》、そして【3-146H】《ミネルヴァ》をフィールドに出します。

対戦相手がパワー9000以上のフォワードを出せなかったことと、バックアップが続かず手札を消耗していたこともあり、【3-146H】《ミネルヴァ》の追加ドローとダメ押しの全体強化のおかげで勝つことができました。

第2回戦:対「火雷」デッキ 負け

相手はバックアップ1枚から【2-007L】《始皇帝ザンデ》をプレイ。高いパワーと、ブレイクしたときのダメージが厄介なので、これはあえて除去をせず、殴り合うつもりで【3-084C】《WRO隊員》をプレイしますが、こちらが与えた1ダメージ目で【1-124R】《オーディン》がEXバースト。

虎の子の【1-104H】《ケフカ》が【1-186L】《セフィロス》にブレイクされ、【1-155R】《ウォーリアオブライト》が【3-017L】《ビビ》の火力で倒され、きれいにさばかれて完敗でした。

第3回戦:対「火雷」デッキ 負け

【2-094H】《リディア》に対しての【3-017L】《ビビ》のダメージを、手札を1枚捨てて【2-087R】《統制者ハシュマリム》を召喚して回避しましたが、続く【1-137R】《シーモア》でブレイクされます。

【1-171H】《ミンウ》があるので、【2-081L】《ガブラス》を強化できるよう【1-120C】《モンク》を常にアクティブにしつつ、【1-155R】《ウォーリアオブライト》、【3-139C】《ナイト》、【1-119C】《モンク》を3枚、一気に追加しました。

しかし、ダメージを既に5点を受けていて、こちらに【2-081L】《ガブラス》がいるので相手は攻めず、こちらも攻められないため、にらみ合いが続きましす。しかし【1-155R】《ウォーリアオブライト》に【1-124R】《オーディン》を撃ち込まれてブレイクされたところで状況が一変。追い打ちをかけるように【1-171H】《ミンウ》が【1-186L】《セフィロス》でブレイクされて【3-103H】《ギルガメッシュ》と【2-007L】《始皇帝ザンデ》の火力が入るようになり、総崩れとなって負けてしまいました。

第2回戦でもそうでしたが火、雷のデッキが【1-171H】《ミンウ》を突破するために【1-186L】《セフィロス》を投入するようになっており、それを想定したプレイングをしなくてはいけないと思いました。

▲高コストのバックアップをブレイクできれば、自身のコストの重さを帳消しにする活躍ができるフォワードです。

第4回戦:対「氷雷」デッキ 勝ち

相手は【1-195S】《セラ》や【3-033L】《ジェネシス》を展開し、手札破壊とダルでテンポよく攻撃を受けて序盤をリードされますが、こちらは【1-085R】《エナ・クロ》と【3-084C】《WRO隊員》、【1-119C】《モンク》を並べてパワーで勝負を挑みます。

【3-146H】《ミネルヴァ》を出したところで、相手は【1-059R】《ラグナ》と【1-042R】《スコール》が同時にフィールドに出て、こちらの手札が0枚にさせられますが、毎ターン【3-146H】《ミネルヴァ》の追加ドローを選択して、手札をためます。

ゲーム終盤、相手のフォワードは【1-195S】《セラ》、【3-154S】《ジタン》、【3-033L】《ジェネシス》、【1-059R】《ラグナ》、【1-042R】《スコール》、【2-047L】《リノア》が並ぶ状態。【1-155R】《ウォーリアオブライト》がいないのでパワーでは勝てませんが、こちらには【2-094H】《リディア》があり、キーカードが手札に来るのを待ち続け・・・

ドロー、

「【2-087R】《統制者ハシュマリム》」!!

メインフェイズ開始時に、【3-146H】《ミネルヴァ》の効果で対戦相手のすべてのキャラクターのアビリティを失わせ、【2-094H】《リディア》のスペシャルアビリティ「大地の怒り」で全体に7000ダメージを与え、対戦相手のフォワードを一網打尽!
がら空きになった対戦相手に一般兵たちが猛然と攻め込み、逆転勝利!
「Opus III」環境で徐々に評価の高まってきている【3-146H】《ミネルヴァ》ですが、彼女の強さをひしひしと感じたゲームでした。

▲フィールドにとどまれれば毎ターン大きなアドバンテージをもたらしてくれます。氷のダル、凍結による無力化に強いところも長所です。

第5回戦:対「土単」デッキ 負け

手札の内容が弱く、バックアップ3枚から【3-146H】《ミネルヴァ》を出しましたが、返しに【2-077L】《ヴィンセント》と【3-069C】《ユフィ》が立ち、次のターンにスペシャルアビリティでブレイクされてしまいます。

相手の場には【1-085R】《エナ・クロ》があり、さらに【3-095R】《ヤン》と【3-073C】《アーシュラ》が並んで、パワーでは勝てそうにありません。こちらは【1-155R】《ウォーリアオブライト》、【3-084C】《WRO隊員》、【2-094H】《リディア》が並ぶ状況です。
【3-095R】《ヤン》のアタックはスルーし、続く【2-077L】《ヴィンセント》のアタックを敢えて【2-094H】《リディア》でブロック、【1-106C】《ゴーレム》を召喚したところ、スタックで【3-073C】《アーシュラ》のスペシャルアビリティを【2-094H】《リディア》に撃たれたので、さらにスタックで【2-087R】《統制者ハシュマリム》を召喚してパワー14000 + 先制攻撃に!

このままバトルすれば【2-077L】《ヴィンセント》を倒せたのですが、対戦相手は【1-110C】《タイタン》を召喚してブレイクはできず。
6点を返しましたが、力足りず負けてしまいました。

第6回戦:対「火氷」デッキ 負け

対戦相手は【3-033L】《ジェネシス》に【2-019R】《魔人ベリアス》を召喚して、序盤からダメージを与えつつ手札も攻撃してきます。【3-012L】《ザックス》や【2-009R】《セルフィ》による強化もあって、中盤までに6点を受けますが、その間にこちらも【1-155R】《ウォーリアオブライト》、【1-092C】《暗黒騎士》、【1-119C】《モンク》、【3-084C】《WRO隊員》などを並べ、こちらから攻撃はせずに、【2-081L】《ガブラス》が手札にくるのを待ちました。

しかし、【1-092C】《暗黒騎士》は【1-003C】《赤魔道師》でブロックできず、【1-059R】《ラグナ》や【1-042R】《スコール》、【3-008C】《クラウド》までが追加されてパワーでも勝てなくなる。ブロックでフォワードを減らされていき、最後まで粘ったものの【2-081L】《ガブラス》は引けず、負けてしまいました。

結果 2勝4敗

 

◆結果から得た反省点とデッキ使用後の感想

やはり、当初から不安に思っていた「【1-155R】《ウォーリアオブライト》を除去されると苦しい」「デッキのカード1枚1枚のパワーが低く、戦力をそろえるのに時間がかかる」という問題は、実際の対戦でも見られました。そこを支えるための【1-106C】《ゴーレム》と【3-146H】《ミネルヴァ》と考えていましたが、見通しが甘かったと言わざるを得ません。

今回対戦してきたデッキは、どれも構築面でかなり作り込まれており、さまざまなシチュエーションを考えた末のデッキ・カード選択だったことがうかがえます。
私の考えたコンセプトも悪くはなかったと思いたいですが、構築の段階で難が多く、今回の公式大会の環境に持ち込むにはデッキのパワーが足りていませんでした。

しかし、【ジョブ(一般兵)】のフォワードたちが並び、一気に攻め込むシーンはとても見応えがありました。【1-155R】《ウォーリアオブライト》がいればダメージが通りやすく、相手は攻めづらくなるので、とてもいいカードだと思います。また、【2-087R】《統制者ハシュマリム》もおもしろい1枚なので、もっと有効活用したいですね。
今回は土と水を合わせてデッキを組みましたが、他の属性でも可能性がありそうです。

というわけで今回の高崎レポート、いかがでしたでしょうか。

結果が振るわなかったことは悔しいですが、公式大会でオリジナルのデッキが2勝できたことは嬉しく、同時に「もっと強くデッキを組んでやろう」というモチベーションの維持にもつながりました。

「MASTERS 」もいよいよ終盤、関東地方では東京大会を残すのみとなりました。
最後の大会、私もさらに腕を磨いて挑みたいと思います (´∀`*)ウフフ

Pocket