【FFTCG】たるほ的デッキ名鑑 ~氷属性編~

『FINAL FANTASY TRADING CARD GAME』の公式記事連載。今週は各属性の代表的なデッキをライターのたるほさんが紹介する「たるほ的デッキ名鑑」の氷属性編をお届けします。

◆はじめに
こんにちは! 『FFTCG』プレイヤーのたるほです。

みなさん、つい先日発表された「マルチプレイヤー対戦用デッキ Boss Deck – Chaos」はもうご存じでしょうか?
「ファンフェア」でもおなじみの多人数対戦「ボスファイト」を楽しめる対戦デッキのようで、ボスファイト仕様に強化された専用カードもあるようです。

僕も「ボスファイト」に挑んだことがありますが、強力なボスファイト専用カードに圧倒されたのをはっきり覚えています。

さらに、ここで再録されるカードも非常に豪華で、今回の記事で紹介する“あるカード”もフレームレス(プレミアム仕様)で収録されるようです!
発売日は2021年3月5日(金)ということでまだまだ先の話ではありますが、今から楽しみですね。

さて、今回お送りするのは 『FFTCG』のイチオシデッキを僕の独断と偏見でお勧めしていく「たるほ的デッキ名鑑」の第2回です!

第1回:火属性編はこちら

それでははじめていきましょう!今回は氷属性編です!

◆氷属性ってこんな属性
『FFTCG』には8つの属性があり、それぞれの属性によって得意不得意があります。

氷属性は相手のキャラクターを「ダル」や「凍結」状態にして行動を制限したり、相手に手札を捨てさせて戦略を阻害するハンデス(Hand Destruction=手札破壊)と呼ばれる戦術でゲームを有利に進めるなど、絡め手を使うことが得意な属性です。

また、限定的ではありますが「ダル」状態のフォワードにダメージを与えたり、ブレイクするといったカードもあります。

さらに【6-041L】《リノア》imageや【10-023H】《ウネ》imageといった、自身のフォワードをゲームから除外しもう1度フィールドに出し直すという特殊なアビリティを持つカードもあり、オートアビリティを使うことに長けた属性でもあります。

そして「Opus XI」ではついに【11-024L】《ウーマロ》imageが登場しました。

先ほど話したように氷属性はフォワードにダメージを与えたり、ブレイクするためにはそのフォワードがダル状態である必要があり、そのため1枚でフォワードを対処できる手段が少ない属性でした。

しかし【11-024L】《ウーマロ》image「対戦相手のフォワードをデッキの1番下に置く。」というまったく新しいアビリティを持ち、1枚で確実に対戦相手のフォワードを対処できるうえ、【8-068L】《アーデン》imageのようなブレイクできないフォワードでさえ対処することができます。

ターンの終了時には対戦相手のフォワードを「凍結」状態にするアビリティも持っているため、フィールドに出た後も相手へプレッシャーを与え続けます。

現在のカードプールでは【カード名(モグ[Ⅵ])】のカードは水属性にしか収録されていないため、【11-024L】《ウーマロ》imageのコストを下げられるデッキは限られているものの、それを補ってあまりある恩恵を氷属性にもたらしたカードです。

相手の選択肢を奪いじわじわと攻め立てたり、トリッキーな戦術で相手を翻弄したいという策士タイプのプレイヤーにオススメの属性です。

◆「火氷」
最初に紹介するのは「火氷」です。

●サンプルデッキ:「火氷」

カード名 カード画像 枚数
フォワード(28枚)
【4-048L】 《ロック》 3
【8-037R】 《セリス》 1
【11-027R】 《カダージュ》 3
【11-040C】 《ヤズー》 3
【11-042C】 《ロッズ》 2
【7-034L】 《セフィロス》 3
【8-043H】 《ラスウェル》 3
【2-026L】 《ヴェイン》 1
【9-014L】 《ネール》 3
【11-009L】 《シャドウ》 1
【8-006L】 《クラウド》 2
【10-132S】 《ティナ》 2
【8-014L】 《ダンカン》 1
バックアップ(16枚)
【8-005C】 《エドガー》 3
【11-002H】 《インターセプター》 3
【9-008C】 《カイエン》 2
【8-036C】 《セッツァー》 3
【4-026H】 《ガストラ帝国のシド》 3
【11-030C】 《クロノス》 2
召喚獣(6枚)
【9-017C】 《ベリアス》 3
【10-002H】 《イフリート》 3

●デッキのキーカード
今回紹介する「火氷」デッキは 『FFTCG』のなかでも歴史が長く、古くは「Opus Ⅰ」から活躍しているアーキタイプです。
「Opus」シリーズ初の公式大会となった「FF-TCG Opus Series Opening Tour」中国地区大会で初めて優勝したのが「火氷」デッキでした。

そんな「火氷」の現在のキーカードが【4-048L】《ロック》imageです。

【4-048L】《ロック》imageはフィールドに出たときに【4-048L】《ロック》image以外に【カテゴリ(Ⅵ)】のキャラクターを2体以上コントロールしていると対戦相手に手札を捨てさせるアビリティと、対戦相手にダメージを与えたときに対戦相手に手札を捨てさせるアビリティを持ち、相手の手札にプレッシャーをかけ続けることができるフォワードです。

さらにスペシャルアビリティの「ミラージュダイブ」は、「ブロックされなくなる」というシンプルな効果ながら、ダメージを与えることで手札を捨てさせるアビリティを発動させ、ゲームの終盤では最後の1点を与えるための勝ち筋にもなる強力なアビリティとなっています。

相手からしてみれば、【4-048L】《ロック》imageからダメージを受けないように【4-048L】《ロック》imageをブレイクしたり、ブロッカーを用意して対処しなければなりませんが、【4-048L】《ロック》imageがフィールドに出た時点で手札を1枚捨てさせられていて、すでに2CP相当のリソースが奪われているので【4-048L】《ロック》imageをブレイクしたとしてもそれほど有利な展開に持ち込むことはできません。

またブロッカーを立てたとしても、続く【8-043H】《ラスウェル》imageなどのカードにダルにされたり、【4-048L】《ロック》image自身の「ミラージュダイブ」でダメージを許してしまったり、ブロックできたとしても【8-005C】《エドガー》imageや【9-017C】《ベリアス》imageといったカードによって【4-048L】《ロック》imageに一方的に倒されてしまう可能性があります。

【4-048L】《ロック》imageが生き残れば、「火氷」側はさらにプレッシャーをかけ続けることができるので、この【4-048L】《ロック》imageをいかにゲームの序盤からキャストし、相手を後手後手に押し込むことができるかどうかが「火氷」というデッキのテーマになります。

●プレイのコツ
【4-048L】《ロック》imageで相手の手札を捨てさせるだけ勝利に近づくデッキなので、ゲーム序盤から積極的に【4-048L】《ロック》imageをキャストしハンデスを狙っていきましょう。そのためにはまず【カテゴリ(VI)】のキャラクターを2枚出しておく必要があります。

このときポイントになるのは、ただ【カテゴリ(VI)】のキャラクターを出すだけでなく、受けの広い形で展開をするということです。
【4-048L】《ロック》imageのキャストが重要なデッキではありますが、もちろんすべてのゲームで【4-048L】《ロック》imageを初手にキープできるわけではありません。

例えば初手が
【10-132S】《ティナ》image
【8-006L】《クラウド》image
【8-037R】《セリス》image
【9-008C】《カイエン》image
【8-036C】《セッツァー》image

で、最初のドローが【11-040C】《ヤズー》imageだったとしましょう。

【4-048L】《ロック》imageがないためベストなスタートとは言いづらいですが、とりあえずバックアップを展開し【8-037R】《セリス》imageを軸に攻めていくことになりそうです。

2ターン目の動きが奇数コストの動きなので、とりあえず【8-036C】《セッツァー》imageをキャストするだけでも次のターンの動きは確保できますが、ここは【9-008C】《カイエン》imageまでキャストしておいたほうがよいでしょう。

一見すると次のターン【9-008C】《カイエン》imageからCPを発生させることはなさそうで、次のターン1CPを無駄にしてしまう気がします。せっかくの【9-008C】《カイエン》imageのオートアビリティを使わないのももったいなさそうです。

もし次のターン【4-048L】《ロック》imageを引いたとしても、引いてから【9-008C】《カイエン》imageをキャストしても間に合うので、あまりプレイする意味はないようにも見えます。

ですが、もし次のターンに【4-026H】《ガストラ帝国のシド》imageを引いたとしたら話は変わってきます。

バックアップを1枚と手札をコストに【4-026H】《ガストラ帝国のシド》imageをキャストして【4-048L】《ロック》imageをサーチし、もう1枚のバックアップと手札をコストにそのまま【4-048L】《ロック》imageをキャストできます。

このように、次に引いてくるカードを予想し、なるべく受けの広い形でバックアップをキャストしていくのはこの「火氷」デッキに限らず 『FFTCG』の序盤の立ち上がりで重要になるプレイングなので、ぜひ気にかけてプレイしてみてください。

●カスタマイズ案
この「火氷」デッキには【11-027R】《カダージュ》image、【11-040C】《ヤズー》image、【11-042C】《ロッズ》imageの【ジョブ(思念体)】の3兄弟や【7-034L】《セフィロス》imageといった【カテゴリ(VII)】のキャラクターも採用されています。

そこで【カテゴリ(VII)】のキャラクターをサーチできる【11-127L】《クラウド》imageを採用してみるのもおもしろいかもしれません。

「Opus XI」では【カテゴリ(VII)】のバックアップとして【11-133S】《ケットシー》imageも収録されたので、「バックアップが引けなくて綺麗にCPを使ってフォワードをキャストできない!」というゲームも少なくなるでしょう。

【8-006L】《クラウド》imageと名前が被ってしまうため両方採用するのは難しいかもしれませんが、ゲームの立ち上がりが重要な「火氷」にとってスタートプランがいくつもあることは大きなメリットです。

また、今回は新しいギミックを使ってみたいという思いもあり【カテゴリ(VI)】のカードはやや少なめにビルドしましたが、「Opus XI」では【カテゴリ(VI)】のカードもさらに強化されています。

冒頭で紹介した【11-024L】《ウーマロ》imageはもちろんのこと、火属性では【11-011R】《ダダルマー》imageや【11-018H】《マッシュ》imageが収録され、能動的に自分にダメージを与えるカードも増えました。

一見デメリットに見えるアビリティですが、これを逆手に取って「Damage」アビリティを能動的に発動させたり、【8-006L】《クラウド》imageで与えるダメージを増加させたりできるようになり、さらに戦略の幅が広がっています。

◆「氷単」
次に紹介するのは「氷単」です。
『FFTCG』の数あるデッキのなかでも特に根強いファンがいるデッキの1つがこの「氷単」です。

●サンプルデッキ:「氷単」

カード名 カード画像 枚数
フォワード(25枚)
【11-027R】 《カダージュ》 3
【11-040C】 《ヤズー》 3
【11-042C】 《ロッズ》 2
【8-026L】 《ガーランド[IX]》 3
【1-195S】 《セラ》 1
【6-041L】 《リノア》 2
【10-028L】 《暗闇の雲》 2
【9-028L】 《蒼龍のルシ ソウリュウ》 2
【5-029L】 《オーファン》 2
【7-034L】 《セフィロス》 3
【11-024L】 《ウーマロ》 1
【11-130L】 《セフィロス》 1
バックアップ(17枚)
【3-044C】 《ハル》 2
【8-031R】 《コキュートス》 1
【11-133S】 《ケットシー》 1
【11-030C】 《クロノス》 1
【5-031H】 《ギルバート》 3
【1-196S】 《モーグリ[ⅩⅢ-2]》 2
【11-022C】 《イドラ》 1
【9-039C】 《ロック》 2
【6-022R】 《イゼル》 2
【10-036R】 《ティナ》 1
【1-048C】 《導師》 1
召喚獣(8枚)
【9-025H】 《ザルエラ》 3
【5-032H】 《グラシャラボラス》 3
【3-037H】 《死の天使ザルエラ》 2

●デッキのキーカード
今回の「氷単」のように1つだけの属性でビルドされたデッキは、これまで紹介してきた2つ以上の属性を使ったデッキと比べると単純に使えるカードプールが狭かったり【カテゴリ】や【ジョブ】のシナジーが限られるという側面があります。
しかし、1つの属性でデッキを組むということにはいくつかのメリットもあります。

まず1つがプレイ中の事故が起こりにくいという点です。

複数属性のデッキを使う場合、キャストしたいカードがあるのに必要なCPを生み出せなかったり、キャストできるけど強力なカードをコストにしなければならないというケースがたびたびあります。

しかし1つの属性だけで組まれたデッキは、手札もバックアップもほとんどその属性のカードということになるので、上のようなケースが起こりにくく、プレイをするうえでカードの取捨選択がしやすいという点が挙げられます。

もちろんひと口に事故といってもその要因はこういったケースだけではありませんし、光属性や闇属性のカードは「氷単」のようなデッキでも採用できるので、事故の確率はまったくの0ということではありませんが、常に「何をコストにするか」の選択を迫られる 『FFTCG』において、選択肢が広いことは大きなメリットと言えるでしょう。

メリットの2つ目が、デッキ内の属性を固めることで真価を発揮するカードの存在です。
今回は「氷単」にすることでメリットをもたらすキーカードを2枚紹介したいと思います。

まず1枚が【9-028L】《蒼龍のルシ ソウリュウ》です。
5CPと少々コストの重めなフォワードながら、アタックしてデッキの1番上が氷属性なら手札に加えることができるというアビリティを持っているので、毎ターン手札を増やせる可能性があり、手札からフォワードをガンガン展開して攻撃を仕掛けていく「氷単」にぴったりの1枚です。

こういったアビリティを持つフォワードは、アタックに参加する前に対処されてしまうとコスト面で大きく損をしてしまいますが、氷属性は手札を捨てさせたり相手のバックアップを「凍結」状態にすることで対戦相手のリソースを奪うのが得意なので簡単には対処されません。

このアビリティはEXバーストでも発動するので、相手に押し込まれている展開でも逆転の可能性を生み出してくれます。

さらに【9-028L】《蒼龍のルシ ソウリュウ》は、手札から氷属性のカードを捨てることで使えるアクションアビリティを2つ持っていて、1枚捨てればキャラクターを1体凍結し、3枚捨てるとフォワードをブレイクすることができます。

アクティブ状態のフォワードをブレイクする手段が限られているという氷属性の弱点を、むしろ「氷単」にすることでより補ってくれるアビリティと言えるでしょう。

もう1枚のキーカードは【5-029L】《オーファン》imageです。

【5-029L】《オーファン》imageはフィールドに出たとき、対戦相手のフォワード2体を「ダル」状態に、さらに氷属性のキャラクターを5体以上コントロールしていると、追加でそれらを「凍結」状態にします。

また【5-029L】《オーファン》imageがアタックしたときに対戦相手のフォワード1体を凍結させるアビリティも持っており、アタックに参加するかぎり永久に対戦相手のフォワードの自由を奪うことができるカードです。

氷属性のキャラクターを5枚というのはパッと見ですとなかなか厳しい条件にも見えますが、「氷単」はほとんどすべてのカードが氷属性で構築されています。

また【5-029L】《オーファン》image自身も氷属性のキャラクターとしてカウントするので、バックアップが並ぶ中盤戦以降であれば、そのままキャストするだけで条件を満たすこともできるカードです。

もちろんここで挙げた2枚のほかにも「氷単」ならではのカードは多く、こういったカードを使えるということは単属性デッキを使ううえでの大きなメリットです。

●プレイのコツ
さて、先ほど紹介した【9-028L】《蒼龍のルシ ソウリュウ》は非常に強力ながら、自身のコストが重くアタックしたときのアビリティを使うのにも1ターンかかるため、返しの対戦相手のターンに対処されてしまうと試合展開が不利になってしまいます。とはいえ氷属性にはフォワードに「ヘイスト」を与える方法はありません。
なので【9-028L】《蒼龍のルシ ソウリュウ》をキャストするときは、なるべく対戦相手が対処できない状況か、対処するために多くのリソースを割かなければならない状況でキャストするのがいいでしょう。

例えば先ほど書いたように手札を捨てさせたりバックアップを凍結したりすることで、対処するカードそのものを捨てさせたりリソースを奪ってキャストさせなくするというのも1つの方法です。

またゲームの序盤、対戦相手にこちらのフォワードを対処するための手段を準備される前にキャストしてしまうというのも選択肢として考えておいていいでしょう。
もちろんこちらもそれほどバックアップを展開していない状況なので、キャストのために多くのコストを手札から払う必要がありますが、【9-028L】《蒼龍のルシ ソウリュウ》が生き残ればこちらの手札は増えていきますし、対処されたとしても対戦相手に多くのリソースを使わせることができます。

氷属性には【1-042R】《スコール》imageや【11-030C】《クロノス》imageのように、お互い手札を捨てなければならないアビリティを持つカードも存在するので、ときには思い切ってあえてこちらの手札を使い切ってしまうプレイも覚えておくと役に立ちます。

●カスタマイズ案
今回の「氷単」は単属性のメリットを活かすカードを使うことをテーマにビルドしましたが、属性の特徴を突き詰めていくというアプローチの仕方もありだと思います。

「氷単」であれば手札を捨てさせることによりフォーカスを当てて【1-033C】《アルガス》imageや【8-041H】《パロム》image、【3-026C】《カヅサ》imageなど低コストかつ手札を捨てさせるアビリティを持つカードを連打して対戦相手の手札を枯らしてしまう「氷単」というのもいいかもしれません。
その場合《セフィロス》は【1-044R】《セフィロス》imageを採用してみるのもアリでしょう。

手札破壊にフォーカスを当てるとフォワードのパワーはどうしても低くなってしまいますが、氷属性の召喚獣には【3-032R】《シヴァ》imageや【8-032R】《シヴァ》imageのように1度で複数のフォワードをダルにできるカードや【5-044C】《背徳の皇帝マティウス》のようにパワーを無視して無理やりブロッカーをブレイクしてしまうカードがあります。

ハンデス戦略に特化した「氷単」では自分のリソースを無駄なく使い、対戦相手の選択肢を奪いながらの短期決戦を目指しましょう。


◆「氷雷」

今回はもう1つ、「氷雷」を紹介したいと思います。

●サンプルデッキ:「氷雷」(「L3構築」対応ver)

カード名 カード画像 枚数
フォワード(28枚)
【11-127L】 《クラウド》 2
【11-027R】 《カダージュ》 3
【11-040C】 《ヤズー》 3
【11-042C】 《ロッズ》 2
【10-033L】 《スコール》 2
【10-034H】 《セフィロス》 1
【11-024L】 《ウーマロ》 2
【10-028L】 《暗闇の雲》 2
【9-095L】 《メイア》 2
【11-090L】 《クジャ》 3
【11-097H】 《ニックス》 3
【11-102C】 《リベルト》 3
バックアップ(16枚)
【9-039C】 《ロック》 2
【11-022C】 《イドラ》 2
【11-030C】 《クロノス》 2
【11-133S】 《ケットシー》 2
【9-098C】 《リーブ》 3
【11-092C】 《クロウ》 2
【11-103C】 《ルーチェ》 2
【10-089C】 《カリヤ・シバル》 1
召喚獣(3枚)
【9-093H】 《バハムート零式》 3
モンスター(3枚)
【10-090R】 《カンナカムイ》 3

この「氷雷」は 、最新の3つの「Opus」に収録されたカードを使ってビルドする「L3構築」のデッキとなっています。

「L3構築」は最新の3つの「Opus」に含まれるカードでデッキを構築するというルールなので、「始めたばかりで何から集めていいかわからない!」という人は「L3構築」に対応したデッキからビルドしてみると始めやすいかと思います。

●デッキのキーカード
このデッキのキーカード、それはなんといっても【11-127L】《クラウド》imageです。

【11-127L】《クラウド》imageはフィールドに出たとき、デッキから【カテゴリ(VII)】のキャラクターをサーチするというアビリティを持っている光属性のカードですが、このアビリティはなんとキャラクターであればバックアップやモンスターもサーチすることができるという非常に汎用性が高いカードです。

『FFTCG』はバックアップの展開が非常に重要なゲームですが、思うようにバックアップが引けずデッキが動かないというケースもあります。
しかし【11-127L】《クラウド》imageでバックアップをサーチしてくることでこういった事故を防ぎ、円滑にデッキを回すことができます。

さらに【11-127L】《クラウド》imageでサーチできる【9-098C】《リーブ》は【カード名(ケットシー)】か【カード名(ヴィンセント)】をサーチすることができるので、バックアップの【11-133S】《ケットシー》imageをサーチすれば一気にバックアップを展開できます。

【11-127L】《クラウド》imageによって安定したゲーム展開を行なえることが、この「氷雷」の大きな特徴になります。

もちろん十分にバックアップを引けているときは【11-027R】《カダージュ》imageや【11-040C】《ヤズー》image、【11-042C】《ロッズ》imageをサーチし、【ジョブ(思念体)】のギミックで相手のキャラクターを凍結して攻めていくのがいいでしょう。

また【11-127L】《クラウド》imageは自分のターンのメインフェイズに1回、フォワードをブレイクするというアクションアビリティを使うことができます。
コストとして3CPに加えてデッキの上から7枚をゲームから除外しなければならないため、1ゲームで何度も使えるアビリティではありませんが、CPだけで見れば破格のコストで脅威を対処できるため、こちらの展開にあわせて対戦相手が強力なブロッカーをキャストしてきても即座に対応することができます。

ダメージを5点以上受けているとパワーを+2000するという「Damage」アビリティも持っているため、攻守にわたって活躍できるデッキの要と言えるカードでしょう。

●プレイのコツ
このデッキには「Damage」を持つカードが多く、EXバーストを持つカードも多いため、許容できるダメージは積極的に受けていきましょう。
【11-090L】《クジャ》imageは能動的にダメージを受けつつ、対戦相手のフォワードをブレイクできるため「Damage」アビリティを活かすのにも一役買ってくれます。【11-090L】《クジャ》imageでブレイクするフォワードは、放置すると自分に何点ダメージを与えてくるかを1つの指標にしてもよいかもしれません。

とはいえ不用意にダメージを受けすぎると負けに直結することもあるので、攻めを意識してこちらはダメージレースで優位に立つよう心がけてプレイするようにしましょう。

また、このデッキでは召喚獣とモンスターが1種類ずつしか入っていないため【9-093H】《バハムート零式》と【10-090R】《カンナカムイ》は【9-039C】《ロック》imageで擬似的にサーチすることができます。
ちょっとしたテクニックですが覚えておくとよいでしょう。

●カスタマイズ案
「L3構築」に対応したデッキということで、「Opus XII」が発売されると「Opus Ⅸ」のカードが抜けてしまいます。先ほど紹介した【9-098C】《リーブ》から【11-133S】《ケットシー》imageをサーチするという行動はできなくなるため、デッキの安定性は少し落ちるかもしれません。

どんなカードが登場するのかまだその全容はわかりませんが、楽しみに待ちたいところです。

一方「スタンダード」環境では引き続き、従来の強い動きは残しつつさらに【カテゴリ(VII)】のキャラクターの選択肢を広げることができます。

ここまでの「火氷」「氷単」にも入っていた【7-034L】《セフィロス》imageは、サーチしやすくなることでスペシャルアビリティ「マインドフレア」を狙いやすくなります。
【11-071L】《ティファ》imageは土属性ながら、【カード名(クラウド)】がフィールドにあることで属性を無視しつつ4CPでキャストできるようになります。

また【カテゴリ(VII)】ではありませんが【5-099H】《イルーア》imageなども強力です。
【11-127L】《クラウド》imageをはじめ、【11-027R】《カダージュ》imageに【11-040C】《ヤズー》image、【11-042C】《ロッズ》imageなど、フォワードのパワーラインは少し低めながら展開力に長けている「氷雷」は、【5-099H】《イルーア》imageのスペシャルアビリティ「シェイオル」と相性抜群です。

対戦相手のフォワードのパワーを下げつつ、【11-127L】《クラウド》imageたちに「ヘイスト」を与えてダメージを押し込みましょう。
自分のフォワードをアクティブにできるので【10-028L】《暗闇の雲》imageとのコンボになることも覚えておくとよいでしょう。

【カテゴリ(VII)】のカードが中心であることに注目し、雷属性ではなく土属性を採用して「氷土」にしてみてもよいかもしれません。
土属性には【1-204S】《ジェシー》imageがあるため、【9-098C】《リーブ》とはまた違ったルートになりますが、バックアップの展開を安定させやすいデッキとなります。

「対戦デッキ クラウド対セフィロス」で収録された【11-136S】《クラウド》imageと【11-139S】《エアリス》imageは、【ジョブ(思念体)】の3兄弟とも相性がいいカードです。

【11-127L】《クラウド》imageの採用が難しくなるため、デッキのコンセプトはまた違ったものになりますが、こちらもまたコンボ性の高い独特な動きを狙えます。

例えば【11-136S】《クラウド》imageで【11-042C】《ロッズ》imageをブレイクゾーンに置き、デッキから【11-139S】《エアリス》imageを出し、【11-139S】《エアリス》imageのアビリティでブレイクゾーンに置いた【11-042C】《ロッズ》imageを回収しキャストするなんていうプレイも狙えます。

能動的に【11-042C】《ロッズ》imageをブレイクゾーンに置けることで、手札を捨てさせられるだけでなく、フィールドに【11-027R】《カダージュ》imageと【11-040C】《ヤズー》image、【11-042C】《ロッズ》imageがそろっている状態からでも【11-027R】《カダージュ》imageのオートアビリティを狙いに行けるのも「氷雷」にはない動きとなります。

【11-139S】《エアリス》imageからは【7-034L】《セフィロス》imageも回収できるため、「シャドウフレア」を何度も打てるのも強力です。

氷属性と土属性をまたいで【4-043C】《プリン》imageから【7-081C】《プリン》imageをサーチするというコンボもあり、1枚の【4-043C】《プリン》imageからどんどん手札を増やせるので、モンスターに注目していくアプローチもいいでしょう。

◆おわりに
今回は氷属性編ということで「火氷」「氷単」、そして「氷雷」の3つのデッキを紹介しました。
氷属性は手札を捨てさせる戦術に寄せるか、キャラクターを妨害する「ダル」「凍結」戦術に寄せるかでデッキの方向性も大きく変わるので、プレイヤーごとでビルドに個性が出る属性だと思います。

ぜひ実際にデッキを触りながら、自分好みのデッキをビルドしてみてください。

「Opus XII ~クリスタルの目覚め~」からは【12-024H】《エメトセルク》と、火と氷の多属性カードである【12-112L】《セルテウス》が公開されています。
今回紹介した「火氷」はフォワード主体のデッキなので、【12-112L】《セルテウス》は即戦力として活躍してくれそうですね。

氷属性のカードはこれからどんどん公開されていくと思うので、どんなカードが公開され、どのようにデッキが強化されていくのか楽しみです。

ということで今回はここまで。

「たるほ的デッキ名鑑」、3回目となる次回は風属性編をお送りしたいと思います。

それではまた次回の記事でお会いしましょう!

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