【FFTCG】3月27日(金)発売! 最新ブースターパック「Opus XI ~ソルジャーの帰還~」注目カード紹介!

『FINAL FANTASY TRADING CARD GAME』の公式記事連載。今週はいよいよ明日3月27日(金)に発売となる最新ブースターパック「Opus XI ~ソルジャーの帰還~」から、編集部注目のカードをレビューします。

◆はじめに
皆さん、こんにちは。カードゲーマー編集部の編集(川)です。

いよいよ明日、3月27日(金)は新ブースターパック「Opus XI?~ソルジャーの帰還」の発売日です。
今回は「Opus XI」のカードのなかから編集部が選んだ注目のカードを属性別に紹介します。

また、3月31日(火)発売のカードゲーマー vol.51でも「Opus XI」のカードをレビューし、さらに開発スタッフオススメの「L3構築」と「スタンダード」のデッキ4種を掲載しています。
こちらもぜひチェックしてみてくださいね。

それでは、さっそく始めていきましょう。


火属性
火属性の注目カード、1枚目は【11-009L】《シャドウ》です。

フィールドに出たときにデッキの上5枚からバックアップ1枚を手札に加え、その後、手札からコスト2以下のバックアップを出すことができるため、見た目のコストは5ですが実際は1コスト相当でプレイできる非常にお得なフォワードです。

同時に収録された【11-002H】《インターセプター》は、フィールドアビリティで【カード名(シャドウ)】のパワーを上げ、ヘイストを与えてくれるので、そうなれば【11-009L】《シャドウ》は1コストでパワー8000、かつヘイスト持ちという破格のカードになります。

1ターン目:バックアップを1枚出す
2ターン目:【11-009L】《シャドウ》を出し、アビリティで【11-002H】《インターセプター》を出してヘイストを得てアタック
3ターン目:【4-048L】《ロック》imageを出して相手の手札を捨てさせ、【4-048L】《ロック》imageにヘイストを与えて2体でアタック

という流れは『FF?VI』を軸にした「火氷」系デッキでは非常に強力そうです。

なお、アビリティで出すバックアップはコスト2以下のものであれば属性を問わないので、メインが火を含む2属性、タッチで1属性の3属性デッキなどでも属性CPの確保をやりやすくしてくれそうです。フィールドにいると2つの属性のCPを出せる【9-033C】《モーグリ ―9組―》などのサイクルと一緒に使うのも有効でしょう。

また、【7-017H】《ミース》imageとの組み合わせも、今後火属性ならではの立ち上がりになるかもしれません。サーチ能力を持つバックアップの多くは3~4コストなので【11-009L】《シャドウ》のアビリティでは出せませんが、【7-017H】《ミース》imageは2コストなので出すことができます。

1ターン目:【8-058R】《ノルシュターレン》imageで【7-017H】《ミース》imageを手札に加える
2ターン目:【11-009L】《シャドウ》をプレイ、アビリティでデッキからバックアップを手札に加えつつ【7-017H】《ミース》imageを出し、欲しいフォワードをサーチ

こんな展開も「火風」デッキの立ち上がりとしては悪くないのではないでしょうか。
序盤からアタッカーとして攻めていけるだけでなく、バックアップを増やして足回りも固めるという中長期戦を見越した運用もできるため、今後多くの火属性デッキで見かけるカードになるのではないでしょうか。

 

氷属性
氷属性の注目カードは【11-024L】《ウーマロ》です。

相手のコストやパワー、ダルかアクティブかといった状態を無視してフォワードをデッキの1番下に送ってしまえる除去能力が非常に強力な大型フォワードです。

【8-006L】《クラウド》imageのような復活能力を持つフォワードにも対処できますし、【5-082C】《採掘師》imageなどのブレイクゾーンからカードを回収する能力も活用しにくくさせてくれます。

また、ターン終了時にフォワード1体を凍結させられるので、実質2体ぶんの除去が可能で、7コストと非常に高コストではあるのですが比較的スキなく運用できそうです。

【カード名(モグ [VI])】がいればコストが2下がるので、さらに相手にプレッシャーをかけやすくなるでしょう。

【9-117C】《モグ [VI]》で一時的に手札を増やし、増えた手札を全部使って【11-024L】《ウーマロ》を含む複数のフォワードを展開し、相手のフォワードをデッキの下送り&凍結で無力化して一気に押し切るというプレイもなかなか強力そうです。

高コストのカードはなんでもそうですが【9-094L】《フースーヤ》imageとも相性が非常にいいですね。除去の威力が上がるというのはもちろん、1枚で複数のフォワードに対処できるので、パワーの低い【9-094L】《フースーヤ》imageがアタックに行きやすくなるというメリットもあります。

 

中速の氷属性デッキでは、アクティブ状態のフォワードに対処できる貴重な手段として今後よく見かけることになりそうです。

風属性
風属性の注目カードは【11-063L】《リッツ》です。

伊藤龍馬さんによる描きおろしのアートが目をひきますが、カードの性能も非常に優秀な1枚です。

簡単な条件でヘイストを得て、さらにアタック時にはバックアップ3枚をアクティブにできるので、アタックさえできれば実質タダでプレイできます。

「Opus XI」には「一緒に使ってくれ」と言わんばかりのカードとして【11-017H】《マーシュ》も収録されています。

3コストになった【11-017H】《マーシュ》から【11-063L】《リッツ》を出してアタックすれば、トータルで何コスト得したのかわからないくらいです。

これによりフィールドの戦力が一気に充実するので、アクティブにしたバックアップからさらにアドバンテージを得ていきたいところです。今回一緒に登場した【11-056R】《フィオナ》(こちらは泉沢康久さんの描きおろしです!)などが適任となるのではないでしょうか。

ほかにも、アクションアビリティを持つバックアップ全般と相性がいいので【11-128H】《セーラ姫》などでサポートするのも有効そうです。

Damage?3の状態であればブロックもされなくなるので、接戦になったゲームでは最後の1ダメージを与えるフィニッシャーとしても活躍してくれるでしょう。

かつては【5-050H】《アデル》imageが速攻&とどめの一撃を与える役目のフォワードとして愛用されていましたが、ここに【11-063L】《リッツ》たちを加えて久々に速攻系の「火風」を組んでみるのも楽しそうですね。

土属性
土属性の注目カードは【11-064L】《アーシュラ》です。こちらはオグロアキラさんの描きおろしですね。

フィールドに出たときブレイクゾーンからコスト2以下の【ジョブ(モンク)】か【カード名(モンク)】をフィールドに出せます。基本的にバックアップの各種《モンク》を戻してテンポよくフォワードとバックアップを展開する、という使い方がメインとなるでしょう。

これだけではただちょっとお得なだけのフォワードですが、このカードはアクションアビリティも強力です。【ジョブ(モンク)】か【カード名(モンク)】をブレイクゾーンに置くことで自身のパワーを4000上げつつブレイブを得るか、このカードのパワーぶんのダメージを好きなフォワードに与えられます。

これにより、序盤に出てきたこのカードを戦闘で打ち取るのはなかなか難しくなっています。かといってコストを払って除去すると【11-064L】《アーシュラ》側はカードを1枚タダで出しているぶん、アドバンテージ面で損をしてしまいます。

総じて、自分としては使いやすく、相手にすると悩ましいカードだと言えそうです。

また【11-064L】《アーシュラ》をタダで出せる【3-095R】《ヤン》imageが再び輝くかもしれません。「Opus III」環境で使われていたカードですが、今はこれに【6-078R】《マート》imageや【7-069C】《コルカ》imageがありますから、手札にカードをそろえるためのハードルは下がっています。

「土単」系の動き出しとして再び【11-064L】《アーシュラ》と【3-095R】《ヤン》imageのコンビが見られるようになるかもしれませんね。

 

雷属性
雷属性の注目カードは【11-090L】《クジャ》です。

「Opus IX」から本格的にシステム化したDamage能力を活用しやすくしてくれるカードです。

攻撃的なデッキではフォワードの追加とブロッカーの排除を同時にこなしてくれるカードとして、防御的な使い方では相手の横並べの展開に対して除去&ブロッカーとして立ちつつ、スペシャルアビリティでの一掃を狙えるカードとして活躍してくれそうです。

スペシャルアビリティはダメージをばらまくものなので、火や風のカードでサポートすると使い勝手が向上するでしょう。たとえば【4-058C】《サボテンダー》imageや【5-010C】《重攻撃騎マナスヴィン》imageとの組み合わせがおもしろそうです。

また、これは【11-090L】《クジャ》に限った話ではありませんが、「Opus XI」で【11-004C】《クー・チャスペル》が出たのは、こういうダメージ能力を持ったフォワード全員にとって追い風と言えるでしょう。

ダメージを積み重ねて除去をするデッキは、長らく【1-171H】《ミンウ》imageをはじめとする「パワー未満のダメージを受けない」や「アビリティによってダメージを受けない」という能力を持ったカードへの対処が課題となっていましたが、このカードの登場によって対抗手段を得ることができました。

なお、こういった能力のテキストは「Opus XI」の発売と同時に「ダメージが与えられる場合、代わりにそのダメージは0になる」にすべて変更されます。詳しくはこちらをご覧ください。

Damageというギミックと親和性があり、そして「火雷」や「風雷」といったダメージを重ねての除去を主軸にしたデッキに追い風が吹いている状況で登場した【11-090L】《クジャ》は、さまざまなデッキからお呼びがかかるのではないでしょうか。

水属性
水属性の注目カードは【11-110L】《ガーネット》です。

召喚獣を召喚するたびにカウンターを得て、そのカウンターを使ってフォワードのパワーを上げるアビリティと、ランダムに手札を公開してそれが召喚獣ならコストを支払わず召喚できるアビリティを持ちます。

召喚カウンターが乗っていれば、それ自体がプレッシャーになるため強気にアタックしても「パワーを上げられたら一方的に負けてしまうから」とブロック側は対処しづらく、放置していると複数カウンターが乗ってどうしようもなくなってしまうという展開を作れそうな、制圧力の高い1枚です。

【4-093R】《ヘカトンケイル》imageをはじめとするパワーを参照してダメージを与える召喚獣や、【11-110L】《ガーネット》自身とはコンボしないものの繰り返し召喚できてカウンターを貯めやすくなる【5-077H】《カーバンクル》imageなどと相性がよく「水土」のコントロールデッキが組めるのではないでしょうか。

また、「Opus X」までの環境では【10-020L】《レェン》imageや【8-060L】《フィーナ》image、【9-094L】《フースーヤ》imageといったダメージを与える能力を持ったフォワードが活躍していましたが、フォワードのパワーをかなり自在に上げられるこのカードは、それらに対する対抗手段としても活躍してくれそうです。

ランダムに手札を公開して召喚獣なら召喚できるアビリティは、手札がすべて召喚獣という場合など、タイミング次第では高コストの召喚獣でもタダで召喚できる、非常に強力なアビリティになります。

手札が残り1枚になるよう全力でカードを展開し、最後に【4-114L】《ライディーン》imageで相手のフォワードを除去したり、自身や味方のフォワードはカウンターを使って守りつつ【8-135H】《アーク》imageで一掃するといった使い方が考えられます。

カウンターを使ってのパワー強化という攻防において無駄になりにくいアビリティに加えて、状況次第では爆発力のあるコンボも狙えるフォワードなので、召喚獣を多めに採用したデッキではぜひ一緒に運用してみたいカードですね。

光属性
光属性の注目カードは【11-127L】《クラウド》です。

【カテゴリ(VII)】のキャラクターであれば何でもサーチできるという汎用性の高さがまず光る1枚です。初手にあれば実質バックアップとしてもカウントできるので、序盤の事故の確率を下げてくれるでしょう。

【11-127L】《クラウド》から【9-098C】《リーブ》、そして【11-133S】《ケットシー》と動けば、たとえ初手にバックアップが1枚もなくても一気に2属性のバックアップをそろえることができます。

また、足回りの安定化だけでなく、たとえば後手であれば1ターン目に【11-127L】《クラウド》→【1-188S】《ザンガン》image→【11-071L】《ティファ》と展開してパワー9000のフォワードを2体(しかも1体はブレイブ持ちです!)並べるという動きも可能になります。

1枚で一気に展開を整えられるため『FF?VII』デッキではもちろん、【カテゴリ(VII)】のキャラクターにスロットを割けるデッキでは序盤を安定させつつ、中盤以降はたとえば【7-034L】《セフィロス》imageのようなインパクトのあるカードをサーチして相手を攻め立てるきっかけも作ってくれます。

光属性で偶数コストという扱いやすさと【カテゴリ(VII)】という好条件もあいまって、今後は光、闇属性のフォワードの選択肢になってくるのではないでしょうか。

◆闇属性
闇属性の注目カードは【11-130L】《セフィロス》です。

いずれかのプレイヤーが4点以上のダメージを受けていないとフィールドに出せませんが、オートアビリティで何でも除去できてパワー10000、これでたったの4コストという破格のスペックを持っています。

使い方としては【11-011R】《ダダルマー》や【11-018H】《マッシュ》などを使ったアグレッシブなデッキのフィニッシャーとして運用することが多そうです。

これらのカードと一緒に使うことで、自分にも相手にもダメージが入りやすくなり、早いタイミングで【11-130L】《セフィロス》を出せるようになるでしょう。スペシャルアビリティもゲームが決まる最後の数ターンでは大きな仕事を果たしてくれるはずです。

これまではまだ、Damage能力は積極的に狙っていくものではありませんでしたが、今回【11-130L】《セフィロス》という明確なゴールとなるカードを手に入れたことにより、研究が進んでいきそうです。

先んじて登場していた【7-010L】《ジェクト》imageや【7-133S】《アルティミシア》imageなどとともにぜひ使ってみたいですね。

◆おわりに
3月27日(金)発売の「Opus XI?~ソルジャーの帰還~」から注目のカードを紹介しました。

冒頭にも書きましたが、3月31日(火)発売のカードゲーマー vol.51にも『FFTCG』の攻略記事を掲載しています。
ぜひチェックしてみてくださいね。

それでは、また次回の記事でお会いしましょう。

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