【FF-TCG】World Championship2018チャンピオンAlex Hancoxさん&若きフランス代表Evan Tanguyさんインタビュー

『FINAL FANTASY TRADING CARD GAME』の公式記事連載。今回は「World Championship 2018(以下、世界選手権)」レポートの第2弾として、今年のチャンピオンであるAlex Hancox選手、そして若きフランス代表Evan Tanguy選手のショートインタビューをお届けします。

皆さん、こんにちは。カードゲーマー編集部の編集(川)です。
先日の世界選手権レポートはお楽しみいただけましたでしょうか。

【FFTCG】World Championship 2018、2日間にわたる戦いの模様をレポート!

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世界選手権レポート記事第2回となる今回は、見事今年のチャンピオンとなったイギリス代表のAlex Hancox選手と、10代の若さでフランス代表となった若きホープ、Evan Tanguy選手のインタビューをお届けします。

 

◆世界チャンピオン Alex Hancox選手インタビュー ~世界選手権はウィニングラン~

――まずは世界選手権、優勝おめでとうございます。

Alex:ありがとう。去年も世界選手権の取材をされていましたよね、覚えていますよ。

――覚えてもらっていてうれしいです。Alexさんはカメラを向けるといつもリアクションを返してくれて、いい写真が撮れて助かっています。

――このポーズって何かモチーフがあったりするのでしょうか?

Alex:何かを真似しているというわけではありません。こうした方が楽しいというか、カードゲームのイベントの写真を見ると、みんな真剣にやっているのでどうしてもピリピリした写真が多くなってしまいますよね。そんななかで自分がこういう取ることで、雰囲気を明るくできたらいいなと思って始めたんです。

――なるほど。世界選手権参加選手のプロフィールでもAlex選手は《エクスデス》にまつわるコメントを残していましたよね。

Alex:去年【3-100L】《エクスデス》imageを使ったデッキで勝てたので、今年はそれにあやかりました(笑)。

――ではあらためてお話をうかがいますが、世界選手権で優勝した、今の気持ちはいかがですか。

Alex:決勝戦を2連勝で勝ってしまったので、2本目を勝利した瞬間は「もう終わりなのか」という気持ちで、あまり優勝した実感はありませんでした。ヨーロッパ選手権の決勝戦は非常にタフな戦いだったので、自分のなかに「勝つ」ことはこれほど大変なことなんだという意識があったからだと思います。しかし決着の瞬間から時間が経って、自分の部屋に戻って休んでいるうちに少しずつ実感がわいてきて、今はとてもうれしく感じています。

――去年の世界選手権では3位に入賞されましたが、その時に「来年こそは」と意気込んだ気持ちなどはありましたか。

Alex:実は「世界選手権で絶対優勝するぞ」という気持ちはあまりなかったんです。私にとってヨーロッパ選手権で優勝することが一番の目標でした。世界選手権に出場することはヨーロッパチャンピオンになったことへの報酬、あるいはウィニングランのようなもので、世界選手権で勝つということはそれほど意識していませんでした。出られること自体がとても楽しいことなのでヨーロッパ選手権で勝ち、世界選手権に出場するというのが私のモチベーションでした。

――楽しむというスタンスで来て、最終的に優勝という結果を得られたのはすばらしいですね。デッキの選択などはどうされたのでしょうか。

Alex:ヨーロッパ選手権で複数デッキを使った戦いは経験していて、今回もそこで使ったデッキ2つを少しアップデートして持ってきました。ただ、3つ目のデッキを作るのには少し苦労しました。最終的に「土風」「水単」「氷単」の組み合わせを使いましたが、火属性や雷属性のデッキも作って調整しました。

――それぞれのデッキのベストカードは何でしたか。

Alex:「土風」は【6-044L】《ジタン》image、「水単」は【3-145L】《レナ》、「氷単」は【5-029L】《オーファン》imageです。これらのカードはどれもコストが少しかかりますが、それぞれのデッキにおいてゲームを決定づける働きをしてくれます。もちろん【6-126R】《レイラ》imageと【4-133C】《バイキング》imageの組み合わせなども活躍してくれましたが、勝利をもたらしてくれたカードといえばこの3枚になるでしょう。

この3枚に共通するのは、ゲーム展開に影響する強力なアビリティを持ちながら、同時に相手にダメージを与える、あるいは相手のフォワードと相打ちを取れる戦闘要員としての働きが期待できることです。相手が対処できなければ大きなアドバンテージを稼ぎ、そうでない場合も何もしないで退場することはありません。いずれも非常に強力なカードだと思います。

――「Opus VII」のカードでお気に入りのものはなんですか?

Alex:【7-129H】《ガルデス》imageです。3コストでパワー8000あるという点でまず優秀ですし、ブレイクゾーンに置かれたときのアビリティもアドバンテージを獲得できるので使いやすいですね。今回は「土風」のデッキに入れていたのですが、このデッキには優秀な3コストのフォワードが不足しているのでそういった意味でも【7-129H】《ガルデス》imageはマスターピースといえるカードだと思います。

――最後に、日本の『FF-TCG』プレイヤーにメッセージをいただけますか。

Alex:去年も今年も決勝ラウンドで日本のプレイヤーと戦いました。幸運にも勝つことができましたが、日本のプレイヤーが作るデッキは非常に強力です。来年以降も『FF-TCG』、そして『FINAL FANTASY』シリーズの発祥国としてよきライバルであってほしいと思います。ともに切磋琢磨して、また来年この舞台で会えることを楽しみにしています。

――ありがとうございました。そして、あらためて世界選手権優勝おめでとうございます!

Alex選手のインタビューをお届けしました。写真では非常にひょうきんに写っていますが、実際にインタビューしてみると非常に落ち着いた物腰でお話しをされていたのが印象に残りました。
ヨーロッパ選手権のチャンピオンになることが目標で、世界選手権はその報酬のようなものであり、楽しむことを一番に考えていたと謙虚に振る舞いつつも高い実力で世界チャンピオンの座をつかみ取ったAlex選手。誰よりも早く次の世界選手権の参加権利を獲得した彼が来年どのように活躍するのか、今から楽しみです。

なお、Alexさんには世界選手権優勝の副賞として来年7月に作られるプロモーションカードのキャラクターを決められる権利が与えられました。果たしていずれかの《エクスデス》は選ばれるのでしょうか。これも楽しみですね!

続いて、フランス代表のEvan Tanguy選手のインタビューをお届けします。

 

◆フランス代表Evan Tanguy選手インタビュー ~若きプレイヤーの見た世界選手権~

▲Evan選手。何とまだ16歳、会場にはお父さんが同伴という初々しさですがフランス代表として奮闘していました。

――Evan選手はまだ10代と若いプレイヤーですが『FINAL FANTASY』シリーズを遊ばれたりはしていたのでしょうか。

Evan:『FFVII』から『FFIX』はプレイしたことがあります。なかでもお気に入りのキャラクターは《ジタン》です。(海外ではZidaneなので)サッカー選手のジダンではありませんよ(笑)。

――カードゲームがたくさんある日本では子供のころからカードゲームを遊んでいるのも珍しくはありませんが、フランスではどうなのでしょうか?

Evan:僕は10歳からカードゲームを遊んでいます。それに『FF』シリーズもいくつか遊んでいたので『FF-TCG』を見たときも「知っているキャラクターが出てる!」とすぐに慣れることができました。

――今年はフランス代表として世界選手権に参加されていましたが、競技的な大会にはすぐに参加しようと思いましたか。

Evan:フランスではカードゲームを遊んでいる人はめずらしくありません。たくさんプレイヤーがいるなかでカードゲームで有名になりたいと思ったので、大きな大会にも出て勝つことを目指すようになりました。去年はフランス選手権で勝つことができず、とても悔しい思いをしましたが、今年は世界選手権に出られてとてもうれしく思っています。

――Evan選手から見て、今年の世界選手権はどうでしたか。

Evan:すごく盛り上がっているなと感じました。『FF-TCG』のコミュニティの盛り上がりが会場にあらわれていたというのでしょうか。

――来年また世界選手権に出て、勝ちたいと思いましたか?

Evan:はい。僕は将来政治家になりたいと思っていて、最終的には大統領になりたいんです。『FF-TCG』のチャンピオンが大統領になったらすごいことだと思うので、まずはチャンピオンになることを目指したいです(笑)!

―それはビッグな夢ですね。『FF-TCG』以外でも日本のゲームやカルチャーに興味はありますか。

Evan:日本のゲームやカルチャー、大好きです!(笑)。そして、それ以外に日本の歴史や生活様式も非常に興味深いと思います。いつか日本に行って、自分の目で日本を見てみたいですね。

――次に世界選手権が日本で開催されるときには、またぜひフランス代表としていらしてください。今日はどうもありがとうございました!

フランス代表のEvan Tanguy選手のインタビューをお届けしました。
フランスは日本文化への理解が深い国だということは聞いていましたが、実際にお話をうかがって、海外で『FF-TCG』、そして『FINAL FANTASY』シリーズがいかに幅広い層に愛されているのかがよく伝わってきました。
そして、Evan選手のように若いプレイヤーがほかの国からも出てきて『FF-TCG』の世界チャンピオンの座を争うようになるのが楽しみです。

世界選手権レポート、次回はいよいよ日本代表にフォーカスを当てて、彼らがどのような意識でデッキを選び、戦ったかをお伝えします。
それではまた、次回の記事でお会いしましょう!

 

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